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スキー用品通販店、メーカーに成分記載なしも。人体や環境への影響は?なぜ国際スキー連盟(FIS)はフッ素入りワックスを使用禁止にしたのか?

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PHOTOMDP / Shutterstock.com

えー、昨日は今年1番のバズ(SNSで拡散されたこと)が起き、この記事を書いている現在でシェア69となっており、ほぼ日本のスキー関係者に情報が行き渡った状況となりました。

昨日は国際スキー連盟がフッ素入りスキーワックスを禁止するとの速報でしたが、今日はこのニュースの続報を取り上げます。

*まだ見ていない人は下記記事をご覧ください。

https://skishop.jp/%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e7%94%a8%e5%93%81%e9%80%9a%e8%b2%a9%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%83%af%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9/

フッ素入りスキーワックスは人体と自然環境にどう悪影響を及ぼすのか?

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実はこのフッ素入りスキーワックス議論は昔からあったようで、自然環境への悪影響はもちろん、人体への有害性が疑われてきました。ですが、ある意味この問題は放置状態でスキーワックスビジネスはそのまま進んできたとも言えますし、実際に今でもフッ素スキーワックスがスキー用品店で売っています。

ではなぜ問題なのか?大きく分けて2つの問題があるので分けて解説します。

スキーワックスの問題点1:人体への影響

まず、スキーワックスに含まれる成分の問題は1950年代くらいからかなり言われてきており、いろんな化学物質問題があります。正直、私自身もいろいろ調べて見ましたが難解な文章が多く、日本語でも理解が難しいので、1番わかりやすいNHKのクローズアップ現代の過去放送記事を紹介しておきます。

*PFOAの記事
[post_link url=”https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4280/index.html”]

また、ドミネーターワックスの公式ホームページにはこう書き記してあります。

最近の調査結果で、クロスカントリースキーのプロサービスマンの多くから一般の約20倍という高いPFOA(図の黒/黄模様の四角)が血液から検出されたのです。
参照:http://www.dominator-japan.com/c6.html

他にもスキーワックスの問題についてメーカー公式サイトにありました。

参照:https://hayashiwax.jp/info/4301/(ハヤシワックス)

ワクシングする際はどうすればいいのか?メーカーやスキーショップには成分記載なし。

結論を言うと人体への影響があり、ワクシングする際はマスクを着用し、かつ換気をすることだそうです。

今はだいぶ問題の物質がなくなってきているようですが、様々なガンの発症率をあげた報告などがあり、スキーワックスの研究はFISの禁止によってさらに加速するのではないかと思われます。(メーカー側はすでに手を打っているようですが、スキー用品通販店には成分表記なしのところも多いですね)

*参照:フッ素系スキーワックス商品一覧

通販サイトには「高フッ素配合」「フッ素低含有」とかの表記はありますが、成分までは書いてません。(商品にはありそうですが)

おそらく私がこういった記事を書き、すでに数千人、今後は数万人の目に触れているので各メーカーは対応に追われるのではないかと思われます。

環境への影響は?

こちらも上記のNHKクローズアップ現代の記事を見てもらえればだいたいわかるのですが、スキーワックスに含まれる成分の中には自然分解するまでにものすごい年月がかかるものもあるみたい(メーカー側の記載がないので調べようがない)なので、この件に関しても環境にも良くないということが予想できます。

地球と人に優しいワックスは作れるのか?

すでに一部のメーカーでは低害のワックス開発をアピールしているところもありますが、低害と書いてあるので、人体には影響がなかったとしてもゼロではありません。人体への影響などはほとんどないのかもしれませんが(実際健康なので)、フッ素を無しにして果たして禁止にして滑走性の高いワックスをいきなり作れるのかちょっと疑問な部分もあります。(FISとメーカー側がすでに何らかの話をしているのかもしれませんが)

正直、この問題を調べようとすると膨大な資料に目を通さないといけないので、素人1人ではかなり時間がかかります。もしこのスキーワックスと人体、環境問題にお詳しい方、またメーカー関係者や研究者の方で今やっている取り組みなどがありましたら、下記のコメント欄にて受けつけ、SNSなどで正しい情報提供ができればと考えています。

微力ですがスキー・スノーボード業界が良い意味で発展でき、社会貢献できる産業になるような取り組みができればと考えています。

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