*過去に発売された月刊スキージャーナル一覧はこちら
倒産の前兆という本には月刊スキージャーナル倒産の理由について書かれているのですが、今回はその一部が紹介されたので、スポンサーに名乗り上げた1人としてここに書き記しておきたいと思います。
なお、私はスポンサーに名乗りでましたが、結果として入札には参加しませんでした。なお、弁護士とのやりとりに関しては非公開とさせていただきます。また、後ほどKindle版をダウンロードして読もうと思ってるので、さらに詳しい詳細がわかりましたら、公開できる範囲で公開したいなと思います。(というか、買って読んでくださいね^^;)
目次
なぜスキージャーナルが倒産したのか?本当の理由とは?
下記の記事に詳しく出ています。
ポイントは
①社長は、渋谷にある某社から資金調達していたらしい、
②PC1号はこの某社の債権をもとに債権譲渡を受けたらしい
③社長は、B氏を顧問として迎えていた
④このB氏は偽名を使っており、実は破産法違反の容疑で逮捕歴のあるC氏である可能性がある。
https://www.excite.co.jp/news/article/President_29978/
といったところでしょうか。
真相は不明ですが、もしコメント欄にてさらに詳しい情報をお持ちの方、また場所も名前も言わなくて良いので、社長自ら語っていただけないかなーと思っています。
関係者の方、当事者の方のご意見はもちろん、復活の声、日本のスキー業界の裏側などの情報提供もお待ちしております。
予算内での著作権譲渡ならこのブログで復活してました。
すでに私はアルペンスキー上達方法の教科書〜約1ヶ月でGS1本目73番から9位になった練習方法〜という電子書籍を配信していますが、本来は過去のスキージャーナルを無料で公開し、いつでもどこでもネット上で検索して見れるデータベースサービスを考えていました。
ビジネスモデルとしては広告で十分賄えるので、予算内に収まるならデータベースを譲渡してもらいたいと思って担当弁護士とやりとりしていました。まあ、結果として最低入札価格が高かったので、参加しなくてもいいやーと思って辞退したわけです。
20年間ブログを書き続け、競技スキーもかなり本格的にやってたので、スキー雑誌のデータがなくてもやっていけるのでアッサリと辞めたわけです。今頃日本の誰かが著作権を持ってるわけですが、果たして復活があるのかと聞かれればたぶん
「ない」
と思います。
スキー業界は人口減少でさらに苦しくなる。
1ページ15000円とかの相場だと別の雑誌に金額が出てましたが、今の時代15000円もらって書くより、自分で有料ブログ書いた方が毎月定期的な印税収入が入るので、スキーヤーは誰も書かないかと思います。ましてや未払いがあるような会社に寄稿したいという人もいないでしょう。
私も1冊9800円のブログをやってますが、冬になるとクリック率が高まり、自然と売れていく仕組みを作り上げました。85%が利益ですが、やろうと思えばこのブログシステムでできるので利益100%まで引き上げることができます。スキージャーナルのような仲介業者だらけのビジネスモデルは結果的に利益を減らし、1社が潰れれば共倒れするのでもう紙媒体は誰もやらないかと思います。
もし復活があるとすれば電子書籍しかないでしょう。ただ、高齢化したスキー業界で電子書籍を見ようとする人はほとんどいないこともわかってるので、スキーグラフィックだけで十分かなと思います。というか、これが最後のメジャースキー雑誌になるでしょう。
もし儲かるならスキーコンプもスキーイングマガジンもとっくの昔に復活しています。また、ユーチューバーに転身しているスキーヤーもいますが、まったく再生回数を稼げてません。
ネットのデータ分析できる人間が日本にいない。スキー業界はどんなにがんばっても人口減が待っている。
ネットのノウハウを持っているスキーヤー自体がこの国にいないので、最悪の場合テレビ放送や雑誌も全て消える可能性があると私は読んでいます。そうなったときにどれだけの数のメディアが生き残っているか。
私は経営がきちんとできる、お金を残すことができるところだけ残ると考えています。(当たり前の話ですけどね。これができない人が多いからスキー業界は衰退したわけです)
お金を産むのにお金は必要ない。
これがわかる人だけ生き残ることでしょう。
人口減になるのであれば客単価を上げたり、リピーターを増やす努力をしたりしないといけません。または従来の価値を全て捨てて新しい産業をゼロから作るしかないでしょう。
人はお金のあるところに集まります。
お金がもらえるところに集まります。
こういった価値に変えたところに人は集まるのではないかと思っています。(昨シーズンその実験をツイッターでやりましたよね)
自動運転、人工知能、ベーシックインカム etc…
これらをうまく取り入れたところが勝ち組になっていくかと思います。
これからの時代は団体戦ではなく、個人戦なのです。