ニセコによくスキーしにきてたデヴィ夫人は1泊2日でいくらのホテルに宿泊していたのか?を今回は取り上げます。
結論から言うと、デヴィ夫人が宿泊していたホテルはスカイニセコ(SKYE NISEKO)です。
ホテルの目の前がニセコグランヒラフのゲレンデになってます。
追記:他にも芸能人、著名人が宿泊してるようで、ディーンフジオカさんも泊まったという噂もネットにありますね。夏などハイシーズン以外なら1泊24000円という情報もあります。今現在の価格比較はこちら
目次
デヴィ夫人が泊まったホテルがこれ
ちなみに年末年始はまだ予約開始していないのか、それともすでに満室なのかわかりませんが、9ヶ月後の宿泊予約ができない状況です。(この記事を書いてるのが3月26日)
スカイニセコの公式ホームページを見ると60泊まで予約できるようなので、仮に60泊61日ホテル予約したら、一人当たり388万8000円の宿泊料金になります。(ザックリの計算なので、ハイシーズン価格などが入ればもっと高額かもしれません)
まあ、ここまで長く滞在する人がいるのかわかりませんが、ロングステイがメインのコンドミニアムやヘリコプターを予約しても、
流石にニセコや北海道に飽きるだろうなー
と考えてしまいました。
もう遊ぶことしか人生やることがない人にとっては、60日だと北海道のほぼ行きたいところに行けますし、体験もできてしまうでしょう。
ハイシーズンはもっと高額でしょうから、宿泊費用は数千万円とかになるケースもあるんじゃないかと思います。
富裕層はお金を使っても増えるペースのほうが早いので、ニセコをブランド化するのは1つの国家戦略かなと思います。
ただ、この海外の人が土地を買ってくのには防衛やスパイ問題があるので、賛否あります。
ちなみにこのグランヒラフやメイン部分は東急グループが保有してるので、東急さんには頑張ってもらいたいなと思ってます。
昔からニセコに来てた方はよくご存知かと思いますが、スカイニセコの場所は元々100年以上の歴史がある山田温泉という温泉宿がありました。
ニセコ東急リゾート時代の1980年前後より遥か昔に、すでにヒラフには山田温泉があったのです。
当時の宿の外観や部屋の写真などは検索すればすぐ出てくるのですが、赤い建物で非常に目立っていたのを覚えてます。
また、周りにはニセコスコット、ニセコ高原ホテル、ホテルアルペンなどもあり、昔よく高原ホテルの食堂でカツカレー食べてたのを覚えてます。
しかし、2000年を過ぎるとバブル崩壊後の影響もあり、ニセコの土地は外国人が買っていくという現象が起き、今のニセコエリアになったわけです。
ヨーロッパでスキーをしてきた身としては今のニセコの方が景観にあってると思いますが、さすがに樺山方面の木も無くなって、今の状況はどうかなと疑問視をしたりもします。
世界経済は常に変化してますし、世の中は必ず「始まりがあるものは終わりがある」ので、またニセコは別の形へと進化をしていくのかなと思ってます。
ニセコは超高級ホテルばかり?世界的に見たらまだまだ安い価格。すでにニセコはヨーロッパを超えてる。
ニセコの高級ホテルの代名詞的な存在の1つであるパークハイアットニセコ。
こちらは花園エリアのゲレンデ内にあるような感じで、スキー場直結となってます。
1泊100万とかがハイシーズンでは当たり前と言われるニセコですが、長期滞在すると結構値引きされるので、世界の富裕層からしたら非常にコスパが良いのかもしれません。
ちなみに私はスイスのスキーリゾートで4回滑ってますが、ウェンゲンと呼ばれるW杯開催地ですら、この雪質です。
このスイスウェンゲンの写真は2007年のアルペンスキーワールドカップの時で、1月の積雪量がこの状態です。
他にも来年アルペンスキー世界選手権が開催されるオーストリアのザールバッハ、スイスのアーデルボーデンなど欧州各地はレースするコース脇が土という状況で、放送されればされるほど欧州のスキー場イメージが悪くなってるという状況です。
今後、世界各地でスキーやスノーボードができるのは10カ国という試算をIOC(国際オリンピック委員会)も予想しており、そもそもスキー産業がビジネスとして成り立つのかも疑問視されています。
いろんな予言がありますが、標高1000m以下のスキー場が全滅する可能性もあり、高い山があるところでしかスキー場は存在しなくなるとも言われてます。
なので、ニセコも常に10手先くらいを考え行動していかないと街の人口も激減する可能性があるわけですが、こういった地球温暖化の影響も後押しし、世界中からスキー・スノーボードファンがニセコや北海道に定住しつつあります。
アイヌ民族はロシア人とロシアも認定してる状態とテレビで見ましたが、昔から北海道稚内とロシアを橋で結ぶとか、北海道占領説があるわけですが、これだけ世界中の人が集まると中国やロシア、アメリカ、欧州も無視できない地域になるでしょう。
このことは以前、私が高校生の時に欧州地域の役場の会議に出席した話をチラッとしましたが、ヨーロッパの人たちは90年代から
「将来スキーで飯が食えなくなる」
ということはわかってました。
なので、ノウハウがあるのでニセコへの投資を考えていた人も実際におり、今でもその流れは変わらないでしょう。
当時出席したメンバーの中には有名なホテル設計者もおり、そのうちの1つのホテルは1泊25万前後の価格になってます。(高い部屋はもっと高いはず)
価格から考え、同じ時期の日本のニセコは1泊10万前後ですから、同じ予算で飛行機代も追加できるので、世界中からニセコに来るわけです。
富裕層からしたらニセコは治安が良く高級なんだけど、激安地域であることは間違いないでしょう。
私は日本のスキー市場についてやアルペンスキーや他のスキースポーツの選手育成の話などを話してきましたが、長野オリンピックの直前ということもあり、世界中が日本のスキーリゾートに興味を持ってたのは事実です。
この長野五輪頃にニセコにもオーストラリアの方が2名ほど最初移住し、この2名をベースにインターネットを通じて口コミでニセコが発展していきました。
おそらく、今後世界中で雪がなくなれば北米と北海道が世界の2強スキーリゾートになると個人的は見ています。
極論、スキーメーカーやホテル、リフト会社なども北海道に移転してくるのではないかと見てますが、もし更なる発展が見込める地域なのであれば、その前に占領したいと思う国が出ても不思議ではありません。
食料自給率も200%である北海道。
リゾート地は大体綺麗な湧き水があったり、農産物が豊富だったりと重要な国の資源があります。地震も北海道の日本海側は最大震度でも1993年の北海道南西沖地震や2018年の北海道地震の4ほど。
日本全体を見渡しても魅力的な土地の1つなのです。
唯一、ニセコの経済価値が無くなるとすれば、泊原発から放射能漏れが発生した時か、地球温暖化が予想より酷く雪がなくなった時でしょうね・・・。
たぶん。