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スクレイピングも禁止か。インターハイなど海外のフッ素ワックス禁止のスキー大会ルールがこれ。

PHOTOMDP / Shutterstock.com

さて、引き続きスキーショップ.jpでは2020−2021シーズンから使用禁止になるフッ素スキースノーボードワックス問題特集の続きをブログに書いていこうと思います。

今回の話はすでにフッ素禁止で大会を運営しているアメリカのNew England Nordic Ski Association (NENSA)の大会ルールについて紹介するので、ぜひスキー・スノーボード関係者にも教えてあげてください。(来シーズンに役立つ情報かと思います)

アルペンスキーやフリースタイルではなく、クロスカントリーになりますが、かなり参考になる部分も多いかと思うので気になる人はチェックしてみてください。

フッ素ワックス禁止のスキー大会のルールとは?

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photo credit: DrabikPany Podczas zawodów via photopin (license)
簡潔にまとめると以下のようになります。

実際のルール
  1. Bill Koch Festival(子供の大会)はフッ素不使用のグライドワックスのみ
  2. U16 & 東アメリカのインターハイ:非フッ素、低フッ素、または高フッ素パラフィングライドワックスの使用は許可(補足:これはPFOAフリーのものを意味してると思われます)
  3. スキー大会会場でのワックスのスクレイピングは禁止

といった具合です。

参照:http://www.nordicskiracer.com/news.asp?NewsID=16213#.XfFEQ5P7Q_N

この記事に全文があるので気になる人はチェックして欲しいのですが、スウェーデンのヴァーサロペットという日本でもクロスカントリーの大会をやっているところが研究し、30000人のスキーヤーが滑った後を調べたら汚染されていたなんて研究も書いてるので、これが事実なら結果としてほぼ全世界のスキー場はフッ素ワックスによって環境汚染の影響を受けたということになります。

フッ素は肝臓障害、先天異常、高血圧、脳卒中にも関係するとのことで、人体はもちろん、地球環境にも良くないので国際スキー連盟は使用禁止に踏み切ったわけです。

また上記の大会の流れを考えると、アルペンスキーなんかのスタート地点でよく見かけるスクレイピング作業などは今後しばらく禁止になるか、特定の場所でやることになりそうです。

FISはテスト期間を設ける可能性も。フッ素ワックスなし・ありが混合するシーズンはある?

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photo credit: Richard Allaway Extreme Environments – Audi FIS Ski Cross World Cup – Val Thorens, France via photopin (license)

最後にちょっと気になる記事がsummitdaily.comにあったので紹介しておきます。

全体的に他の報道とほぼ一緒の内容なのですが、最後の1行にこう書かれています。

Racers have a year to test before the new rules go into effect
スキー選手たちは新しいルールが始まる前にテストする期間があります

参照:https://www.summitdaily.com/news/international-ski-federation-bans-fluorinated-ski-waxes-for-2020-21-season/

と。

これがどういう意味をさすのかわかりませんが、少なくとも2020−2021シーズン、つまり来シーズンからフッ素ワックスがスキー・スノーボード両方で全面禁止になるので、いったいどのようにこの短い間でテストする期間を設けるのかちょっと気になりますね。

例えばワールドカップやFISレースなどは12月まではフッ素オーケーとかでしょうか。それともカテゴリーによって分けるのかもしれませんが、これに関してもスキーショップ.jpで調べていきたいと思います。(少なくとも大会のレベルに応じてアメリカはルールを変えてますね。フッ素が使えるレースもあるので)

続報はまたSNSなどでお知らせするので気になる人はフォローしておいてください。

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