写真は2018年のものです。
今日は速報でお伝えします。
アルペンスキーワールドカップ女子大回転がステンマルクの母国オーレで10日行われ、ミカエラ・シフリンがステンマルクが長年記録を持っていたW杯通算86勝に並びました。
この「86勝」という記録はステンマルクが1989年2月19日にアメリカのアスペンで記録した男子大回転以来となります。
実に「34年」という長い期間、スキー界でステンマルクは「神」とまで言われ、誰もこの記録に並ぶことはありませんでした。
シフリンはその記録に最も近かった82勝で終わったリンゼイ・ボンの記録をまず超え、そしてステンマルクの次元にシフリンは入り、今後さらに上の世界にただ1人突き進んでいくことになります。
早ければ今日3月11日にも87勝を記録する可能性もあるので、気になる人は歴史的瞬間を録画しておきましょう。
次に記録更新になるのはいつになるかわかりません。
しかも、ステンマルクが
「彼女は100勝を超えるだろう」
とお墨付きを与えているので、年齢・実力から考え、100勝の大台を記録すれば50年くらいは破られない可能性があります。
アルペンスキーの新たな歴史がここから始まるので、シフリンがどこまで記録を伸ばすのか。
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近々シフリン特設ページでも用意しようか考えています。