
オガサカの新プレートSREDと旧型のFM585、そして廃盤になったSR585の3つのスペックの違いを解説します。
オガサカの面白いところは深い内傾角を出しやすくするプレートを基礎スキー用のTC、KEO’S
、アルペン競技モデルのTRUNなどで装着できる点にあります。
代表的なのは
| 項目 | SRED | FM585 | SR585(廃盤) |
|---|---|---|---|
| 位置付け | 剛性・反発重視 | SRに比べマイルド | 固め |
| 重量・ビス込み | 520g/530g | 418g | 436g |
| 高さ | 14mm-12mm | 12mm | 12.5mm |
| 素材 | ガラス繊維入りポリアミド樹脂 | ポリアミド樹脂 | ポリアミド樹脂 |
| セッティング | フリップガイドで2種切り替え | 固定 | 固定 |
| 乗り味 | たわみを引き出す | オールラウンド向け | 高速安定 |
| 価格 | 35200円 | 18700円 | 35200円 |
SR585は技術選やアルペン競技向けに開発されてましたが、それがSREDに進化したと思って良いかと思います。
詳しく解説します。
*記事の続きは下記にあります。
SREDの特徴は?FM585はどんな滑りをしたい人向けのプレートなのか?

そもそも何のためにプレートをつけるのか?という疑問を持つ人もいるかと思いますが、スキー用品店に行くとわかるのですが、
- プレートのない板:大きくしなる
- プレートのある板:プレートのない板ほどしならないが、反発が強くなる。
という大きな違いがあります。
具体的にはプレートがあると反発力で加速しやすくなるというメリットが出るので、技術選やアルペンスキー競技モデルで使えるよう設計されています。
検定またはフリースキー向けのKEO`Sでも使えるということなので、プライズテストでの加速を狙いたい人にもこのプレートを装備できるので、どこを目指すかでプレートを使い分けが決まります。
まとめると
- FM585:値段も安く、廉価版で良いという方向け
- SRED:レーシングや技術選に出る人向けで、スピードを求める人
こういった違いがあるので、反発力を求める人はプレートを装備させ、さらにスピード追求したい人はSREDといった感じで選べば良いかと思います。
プレートの歴史。そもそもなぜプレートを装着した方が良いのか?
プレートを世界で最初に導入したのは、私の記憶では確かアルペンスキーワールドカップで当時板をいかに低くするかという時代の中、プレートで高くするという発想を導入したルクセンブルグのマークジラルデリ(1984−1985シーズン)だったと記憶しています。

雪面からブーツの位置を高くすると
- 深い内傾角が作りやすい
- 反発が強くなり、加速が増す
- よりショック吸収をする
というメリットが得られますが、同時に筋力(パワー)がないと扱えないのです。
なので、初心者がアルペン用のプレート付き競技モデルを履くと曲がりにくいという意見が圧倒的になるのはそのためなのです。
昔、まあ、ボーゲンしかできない先輩が

お前のその板貸せ。彼女との初デートなんだ!

いいっすけど、パワーないと曲がらないっすよ
とアドバイスしたのですが、言うこときかず結果大恥をかいてゲレンデで曲がらなくて困っていたようです。笑

お前の板曲がらないじゃねーか!

だから言ったじゃないですかー
しかも板が重い。苦笑
何でもそうですが、人の話を聞かない人は何をやっても上手くならないのです。
今回のプレートもそうですが、プレートを足せば確かに内傾角を出しやすくなりますし、加速もします。
しかし、それをやるにはパワーと技術が必要です。
レーシングをやってる人は問題ないと思いますが、1級レベルならむしろプレートなくても十分ですし、つけるとしてもFM585で十分でしょう。
楽にカービングしたいならビンディングのみの方がラクという人も多いですし、筋力がない人もプレートは不要です。
とりあえず、今回はプレートのメリットとデメリットを話しましたが、1番重要なのは練習することです。
用具だけでは大したスキーは上手くならないので、練習をきちんと日々行いましょう。


