今回のアルペンスキー上達方法の教科書〜約1ヶ月でGS1本目73番から9位になった練習方法〜は
「大会当日さらにタイムを縮めるアルペンスキー戦略」
と題してお送りします。
頭を使うとさらにタイムが縮むアルペンスキーの戦略とは?
この戦略はポールインターバルがあるほどタイム差が開くと考えています。つまり、
回転<大回転<スーパー大回転<滑降
という感じでタイムが開くポイントでもあるので、今回はこの解説をしたいと思います。ワールドカップや世界選手権、冬季オリンピックのテレビ放送なんか見るときでも結構
「あーこの選手損してる」
と思うことが結構あるので、そのポイントを書いていきます。
インスペクションをきちんとしない選手は最大0.5秒損していることがある。
具体的な箇所は有料版にて教えますが、要はインスペクションで損をしている人かなり多いです。
0.5秒という数字を出した理由は
「練習しなくとも0.5秒は試合当日に縮められるのがアルペンスキー競技の面白いところ」
だからです。
0.5秒というと、2本目に進めるか進めないかという立場の選手、表彰台を狙える選手にとっては特に大きな数字となってきます。タイム差というのは100分の1秒までこだわっていかないと、
・いつまで経っても2本目に進めない
・表彰台に乗れない
という負のスパイラルにもつながるので、1旗門ごとにセグメント化(細分化)して分析していかないと、レベルの高い選手ほどアルペンスキーという種目は天と地の差に別れていくスポーツでもあるのです。
その1つにインスペクションがあり、日本人は特にここが弱いのではないかと思います。これは私が見る限りFISレースはもちろん、国体でもよく見られる現象で、
「あーみんな重要なところを見もせず流してるなー」
という箇所があるわけです。
意外な箇所なのですが、ここでワールドカップ選手も涙を飲んでいる人も多いかと思うので、その箇所を次に話したいと思います。
アルペンスキーでさらに0.5秒縮める箇所
この続きはアルペンスキー上達方法の教科書〜約1ヶ月でGS1本目73番から9位になった練習方法〜でテッド・リゲティの写真を使って解説します。
インスペクションだけでどうさらにタイムを縮めるのか。そして意外とタイム差につながる箇所とはどこなのか?ワールドカップ放送などを見る際の参考になるかと思います。
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