今回のスキー上達方法とコツは最短1日でスキー板(足)を揃えて斜面を滑る練習方法を動画と画像を交え、詳しく解説します。動画解説は3分ほどなので隙間時間にどうぞ。
とりあえず1級レベルの内容までYouTubeで無料配信しています。スキーテクニックチャンネルは初心者から上級者まで「スキー上手くなりたい人のためのチャンネル」なので気になる人は登録しておいてください。
なお、参考になる連続写真はこちらにあるので、気になる人は書店で手にとって見てください。
こんな人におすすめ
- スキーを滑る際、足を揃えて滑りたいと思ってる方
- 足を揃えて斜面を滑る方法がよくわからない方
- 手取り早く足を揃えて滑るパラレルターンをマスターしたい方
こんな人には役立つ練習方法ではないかと思います。
目次
スキー板を揃えて滑るにはどこから練習すればよいか?スキーには必ずコツがある。
コツとしては
- スキー板を揃えることに集中する練習内容にする。つまり、ターンの連続ではなく、止まって足を閉じる練習から始めたら1日でパラレルターンできるようになった人が過去にいた。
- 多くのスキーインストラクターはターンから教えるので、いつまで経っても足を揃える感覚がわからず、パラレルターンができない人が多い。ターンよりも足を揃える感覚を養うところからやってみては?
という話です。
全員が成功するわけではないかと思いますが、これで「スキー板を揃えて滑る」という感覚を掴める人多いんじゃないかと思いますよ。
スキーの基本技術の1つである「外足荷重」は基本中の基本です。
要は
「外足に体重をかけるとスキーは曲がりやすくなる」
という物理の原理を利用します。簡単に説明するとこんな感じです。
この原理を使い、足を揃えて滑りたいという人はターンする際の外側の足に体重をかけてしまい、内足は体重をかけないという滑り方をするとより綺麗なパラレルターンになります。
なので、外足荷重を覚えさせるため、スキー学校などでは足を揃えて滑る「パラレルターン」の前段階にシュテムターンがあり、プルークボーゲンがあり、こちらを先に教えるわけです。(下記動画参照)
スピードが出て暴走すると、技術の方に集中できなくなりますから、必ず低速状態でどう体を使って操作するかに集中させる狙いもあります。
スキー検定で言うと、みなさんが悩んでる「足を揃えて滑る」という滑り方は3級になります。
4級と5級がプルークボーゲンのみですが、なぜ全日本スキー連盟(SAJ)がボーゲンから教えるのかというと、この滑り方が
「すべての基礎」
だからです。
プルークボーゲンをきちんとできない人に足を揃えて滑るパラレルターンをさせると、必ず下記の写真のような滑り方になります。
足を揃えて滑れるようになっても、こういった滑り方をする人はすぐに
- スキーが暴走したり
- 内倒して転倒する
といったリスクを伴います。
なので、より安定した滑りをするには必ずスキー初心者にはプルークボーゲンから教え、外足できちんと荷重して
- プルークボーゲンから教え
- 外足荷重を徹底的に体で反復連取で覚えさせ
- 足を揃えて滑る(パラレルターン)の時に急斜面でもアイスバーンでも安定して滑ることができる
ことをインストラクターなどのスキー指導者たちは教えます。
下記の2級動画でも2級のメイン種目となる「足をきちんと揃えて滑る」パラレルターンで不合格になる人のほとんどは上記のような写真の滑り方になっており、外足荷重はできないで
「なんちゃってパラレルターン」
になってる人が非常に多いのです。
足を揃えて滑る際は、同時にプルークボーゲンでも良いので「外足荷重」ってなんぞや?ということを理解してほしいと思います。
この滑り方はどんな雪質でも安定して滑ることができる滑走方法なので、YouTubeのスキーテクニックチャンネルでも詳しく解説してるので、もっと上手くなりたい人は何度も見てスキー場で反復練習してほしいなと思います。
これができるようになると
- 大回り、小回り
- アルペンスキー、フリースタイルスキー
- 深雪
- アイスバーン
- ガタガタの斜面
- モーグル
などいろんなシチュエーションで安全にかつスムーズに滑れるようになるので、よりスキーが楽しくなるはずです。
ただし、腰の位置が悪ければどんなに練習してもスキーは絶対上手くならないです。
スキー上達方法とコツにある「スキーの練習はまずここからやる」でも書いてますが、
初心者、中級者、上級者関係なく腰の位置が悪ければスキーは絶対上手くならない
と口酸っぱく書いてます。
有料部分にあるので無料で見たい人は初日で解約すれば無料で全文読めるので、気になる人は読んでほしいなと思いますが、上手い人も下手な人もスキーには絶対外せない「基本部分」があります。
毎日10時間練習してもココを外せば上達は頭打ちになるので、気になる人は読んでみてください。
その他にも細かいスキー技術解説を日々してるので、ブックマークしておくといろんな上達に関する練習方法が手に入ります。