今回のアルペンスキー上達方法の教科書〜約1ヶ月でGS1本目73番から9位になった練習方法〜はタイムレースの重要性について書きました。
今回は3つの理由のうち、1つを紹介しておこうと思います。
タイムレースの重要性
これはあくまでも個人的な主観なのですが、私が「上位にいけるのではないか?」と思ったのはそもそもタイムレースがきっかけでした。結果が出る1年ほど前の話です。
なぜタイムレースを頻繁にやったほうが良いのか。そしてなぜその後急激にタイムが速くなったのか。今回はその理由を3つに分けて解説していきます。
タイムレースを頻繁にやるとレースと同じような状況なので、本番さながらのテストができる。
まあ、当たり前の話ですがアルペンスキーで完走率を上げたければ、スキーウェアを着たままよりも、レーシングワンピースで滑ったほうが全然スピードが変わるので、この状態での練習が1番望ましいです。
また、フルアタックした状態でのリカバリーはウェアのときとは全然違うので、本番と同じ状況でのリカバリーをきちんと経験しておいたほうが良いわけです。そして様々なセットでのタイムレースを繰り返すことで、セットごとのタイム差が出てくるので、最終的には選手別のデータベースが出来上がります。
欲を言えば計測器1つ買って、毎日1本か2本をタイムレースに当てて、強制的にフルワンピースで滑らせて実践形式のトレーニングを取り入れるというのが理想ではないかと思います。
F1なんかはものすごい回数の測定を普段から行なっており、そのデータベースを元にエンジンや各パーツの改良を重ねて、本番に備えるわけです。そしてこのデータが最終的に私たちの乗る自動車に応用されるわけですが、スキーももっとデータベースを構築して戦略的に練習をしていくほうが、日本全体のレベルが上がるのではないかと思うのが私の考えです。
実際、タイムレースがきっかけで伸びていく選手は多いと思います。
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この続きはアルペンスキー上達方法の教科書〜約1ヶ月でGS1本目73番から9位になった練習方法〜にて書いてます。残り2つの理由がこちらにあるので、気になる人はちょっと高いですが1日券2回分くらいの値段ですので、手にとって見て見てください。(目次はタダで見れます)
photo credit: _dChris Skiweltcup Opening in Sölden via photopin (license)