スキー&ニセコ・北海道旅行記

スキー板のたわませ方。ターン後半加速させる練習方法

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今回は「スキーのたわませ方」について解説しています。ターン後半を加速させたい、抜けをよくしたいと持っている基礎・アルペン選手向けの内容です。

動画の内容

動画の内容は以下の通りとなっています。

スキー板が加速する「たわみ」の生み出し方

上下の動きを使ったクローチング

基礎とアルペン競技のパラレルターンのスピード比較

上下動の使い分けとさらにタイムが出るスキーテクニック

メモ:シフリンの基礎技術の高さ

実演:板のたわみを使い、ターン後半加速するアルペンスキーテクニック

映像と画像を交えて詳しく解説しています。

動画の文章はこちら

スマホで見ていて文字が小さくて見にくいという方のためにこちらに全文を掲載しておきます。動画の最初から順番に引用を分けています。(目次部分はカットしてます)

スキーを加速させるには?板のたわみの原理はこう。

上記の画像の文章は以下の通りです。

スキー板はセンター、つまりビンディングの真上にお尻があるのが理想。(腰高ポジションとも言われる)こうすることでスキー板が弓矢のようにたわみ、雪面からの反動を次のターンに繋げることで加速するようにできている。実際に板の真ん中を押すと板が曲がります。トランポリンの原理と同じで、上から力が加わると下から力が跳ね返ります。(左の画像)

また、ターンする時もゲレンデは下に向かって滑り降りるので、矢印方向に曲がろうとすると右足の方に圧力がきて、雪面(地球)からの力を感じることができます。スキー選手はこの重力の力を使ってるわけです。(右の画像)

クローチングでの上下運動画像の解説

上下の動きを使った緩斜面で加速するアルペンスキーテクニックの1つ。アルペンW杯のゾルデンGSの緩斜面などでよく見られます。ミカエラ・シフリン(USA)が1番わかりやすいかと思います。

補足:実際の女子GSでのシフリンの滑りは以下の通りです。

最後の2級っぽいパラレルターンとアルペンスキーの加速するターンの違い

上下動の使い分けとさらにタイムが出るスキーテクニック
  1. 主に緩斜面で効果を発揮するが、急斜面では基本抱え込み抜重。(概要欄リンク:スキーの上下運動必要?不要?答えはどちらも必要。バッジテスト1級とテクニカル、アルペンでの違いを解説を参照)また、振ったポールセットやインターバルが短いポールセットだと1回1回立ち上がると次のターンに間に合わないため。
  2. 技術選だとシルエットにも影響するので、基本抱え込んだままの上下の動きを使う。
  3. 基礎スキー検定2級、3級は特にストックを使って、テールをずらし、一旦立ち上がる動作がよく見られます。エッジで切っていく後半のような滑りはしません。
  4. アルペンスキー競技ならズラさないターンから身につける。(概要欄リンク:スキー上手くなりたい人はいきなりターン練習からしないこと。その理由を解説」参照)

あとがき:スキーを加速させたいなら必須の技術です。

とまあ、色々書いてはみたんですが、最初は下記の線路のようにスキー板のスタンスが一定のレールターン、つまりアルペン競技必須のズラさないターンの2つができないと、上下の動きを使っただけではそこまで順位が上がらないと思います。

アルペン最初の練習はこれがおすすめ

なぜこの動画を作成したのか。

答えは単純で

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