B.Stefanov / Shutterstock.com
*フッ素ワックスルールについての続報は初心者資産運用ブログのスキーコーナーまたはメルマガにてやっています。2020年7月にアルペン規則がアップデートされているので、レース参加者は注意してください。速報であり、超重要事項です。対象となるのはFIS公認ならびにSAJ公認大会に出ている全スキー・スノーボード競技者となります。知らない人もまだまだ多いと思うのでシェアして周りに伝えてください。
なお、スキーショップ.jpでは日々アルペンスキーを中心としたスキー速報や上達に役立つ情報を提供しているので、気になる人はフォローしておいてください。
国際スキー連盟(FIS)はなぜフッ素入りスキーワックスを使用禁止にするのか?
結論から言うと
「体に悪いから」
です。
具体的な記事は専門用語が並ぶので後日、日本語版で詳しくお伝えしたいと思いますが、すでにノルウェースキー連盟のほうでは16歳以下の試合では2017年から禁止とする動きがあったようで、国際スキー連盟の投票の結果禁止になる方向となりました。
問題となる物質はフッ素系物質(ワックスメーカーがゼロにしているPFOAを含むフッ素系)のようで、今みなさんが使っているホルメンコールやトコ、ブリコ、ガリウムなどのスキーワックスは2020−2021シーズン、つまり
「来年から使用禁止になる」
ものも含まれているのではないかと思います。
おそらくSAJ公認大会では1年ほど遅れるかと思いますが、使用禁止にしても塗ってしまえばわからないかと思うので、おそらくスキー用品店からフッ素入りスキーワックスが消えていくと思われます。(塗ってもばれるようです。なので今からスキーショップで買いだめしても多分無駄です)
来季から使用禁止となるフッ素スキー・スノーボードワックス使用者を特定する方法(北欧版)
私は長年フッ素入りスキーワックスを塗りまくってきたので、体はダイジョーブかなー?とちょっと心配になってきました(汗)
なお、続報は下記にあるので、読んでいただければと思います。
フッ素禁止関連記事一覧はこちら(続き)
来季から使用禁止となるフッ素スキー・スノーボードワックス使用者を特定する方法(北欧版)
FISのフッ素スキーワックス全面禁止についてSAJ・ワックスメーカーの対応まとめ
*注意:すでにPFOAはほとんどのワックスに入っていないはずです。古いのを使っている人は有害物質なので使用を控えたほうがいいかもしれません。(どの程度有害かは微妙ですけどね。サービスマンの検出結果がこちらにあります↓)
https://skishop.jp/%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%83%af%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9%e4%ba%ba%e4%bd%93%e3%83%bb%e5%9c%b0%e7%90%83%e7%92%b0%e5%a2%83%e3%81%b8%e3%81%ae%e5%bd%b1%e9%9f%bf/
参照:https://chemicalwatch.com/85665/international-ski-federation-to-ban-pfass-in-ski-waxes