FIS公認大会で使えるミズノGSワンピース2020の在庫まだあります。コロナの影響もあり配達に支障が出てるのでお早めに。
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2020−2021シーズンのSLもレヴィで開幕し、安藤麻選手は残念ながら2本目に進めませんでした。今回は1位と2位の女子選手のSL動画とリザルトを交えてお伝えします。
目次
レヴィ女子回転第1戦リザルトと第2戦スタートリスト、J-SPORTS放送時間
11月21日に女子回転が開幕し、日本からはゾルデンGSに引き続き安藤麻選手が29番スタートで1本目を滑りました。結果は1回目36位と振るわず、2本目に進むことはできませんでした。優勝はスロバキアのブルホバで2位がシフリンという結果でした。
安藤は2回目進めず W杯アルペン:時事ドットコム https://t.co/LbpzqKjsAj @jijicomより
— スキーショップ.jp/好きなことをして生きていく方法 (@skishopjp) November 21, 2020
J-SPORTSはいつ放送する?
コロナ渦とあって普段女子のレースを放送しないJ-SPORTSさんですが第2戦は生放送ということで、放映権にもコロナは影響してるのかなーとちょっと思ってしまいました。それだけ国際スキー連盟としても放映権料の確保は急務なのかもしれません。
さて、気になる放送時間ですが以下の通りになってます。
11月22日(日) 午後6:00 – 午後11:50 (2)
11月24日(火) 深夜1:00 – 午前4:00 (4)
11月27日(金) 午後7:00 – 午後10:00 (2)
11月30日(月) 午前7:00 – 午前10:00 (4)
コロナでスウェーデンチームは引き続き隔離で全員欠場。安藤麻選手は30番スタート
昨日も速報でスキーショップ.jpにてお伝えしましたが、スウェーデン女子チームが全員欠場となっています。第2戦のスタートリストにも名前が1人も記載されていませんでした。
FIS/SAJのコロナルールは公平か?スウェーデン女子チーム陽性で全員欠場&隔離でW杯スキー選手達から疑問の声。安藤麻は29番スタート。
原因はコロナ陽性者が出たということで欠場となっていますが、この「コロナルール」は果たして正しい決断なのかどうか微妙なところではあります。国際スキー連盟としては大会をまずきちんと行いたいというのがあるようですが、サッカーや野球は陽性者が出て接触スポーツでも通常運営されています。
ただ、フィギュアスケート女子18年平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワが2度検査して陰性後、症状が出て新型コロナウイルスの陽性となった事例もあるので、最初から濃厚接触者を丸ごと隔離するのは運営側としては最も安全な運営方法かと思います。
しかし、公平な試合になるのかどうかといった問題もあり、この件に関しパンチュローがルール改正を求めるなど、アルペンスキーワールドカップならびにFIS/SAJ公認大会のコロナルールに変化が出るのか注目されます。
コロナルールに関しては情報が入り次第またスキーショップ.jpでお伝えしていくので、気になる人は記事下からフォローしておいてください。
ブルホバVSシフリンのレヴィ直前SLトレーニング動画からわかる2人のスラロームテクニック

2020−2021アルペンスキーワールドカップ女子回転第1戦で1、2位の2人の滑りを比較した動画がユーチューブにアップされてたのでご紹介します。
レヴィ第1戦で1位と2位になった2人の直前SLトレーニング動画。特徴としては
ブルホバ:上下動を最小限にして、直線的に狙う滑り
シフリン:上下動を使って雪煙を少なくし、板をたわませる教科書的な滑りですね。
VLHOVA vs SHIFFRIN – LEVI WC Training 2020 https://t.co/qP56UcwnTw @YouTube
— スキーショップ.jp/好きなことをして生きていく方法 (@skishopjp) November 21, 2020
ツイッターにも書いてますが、ある意味この2人の滑りはアルペンスキー界の世界を表していると言えます。
昔からアルペンスキーのテクニックは2つに分けられ
- 直線派
- 基本派
の2つのタイプにだいたい分かれます。
私は2番のタイプであり、アルペンスキーの教科書でも書いてあるようなオーソドックスな滑りを重視します。
メリットは完走率が高い、ターンが上からきちんと入っていけるなどがありますが、直線的に滑るタイプの人はポールセットとマッチすれば1発が狙える滑りでもあり、精度が上がれば完走率も上がります。
直線派はできるだけ短くターンをしないといけないので、膝への負担も大きくなり、靭帯断裂などのリスクも高い傾向があります。
このことは昔NHKで皆川賢太郎選手の特集でも語られており、トリノ五輪金メダリストのベンジャミン・ライヒも皆川選手のターン弧の短さを高く評価するコメントを残しています。
怪我のリスクもあるわけですが、精度が上がれば完走率も上がるので、この2つのタイプを究極に高めた2人がブルホバとシフリンと言っても良いかと思います。
シフリンは総合優勝も視野に入れる選手ですから、コンスタントにスピード系から技術系まで上位に入ってポイントを着実に稼ぐ戦略。その結果、史上初の賞金1億円超えのアルペンスキー選手となったわけです。
アルペンスキー史上初の賞金1億円超えをしたシフリン(2018−2019シーズン。)https://t.co/zGi0l27TEy pic.twitter.com/sFYIM21L28
— スキーショップ.jp/好きなことをして生きていく方法 (@skishopjp) November 21, 2020
彼女の場合、すでにダウンヒルまで優勝してますからあとはインゲマル・ステンマルクの通算86勝を超え、100勝の大台に入ることを頭に入れてるとは思いますが、問題はコロナが彼女に立ちはだかっているということ。
年齢も中堅に入りつつあり、リンゼイボンも82勝で引退。できるだけ若いうちに勝利を収めることも重要な要素となりそうです。
2人とも対照的な滑りと言えますが、ブルホバのようにリカバリーが早い選手であれば直線的な滑りも有りでしょう。
ぜひ動画をご覧ください。
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