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FISがスキー全種目のルール変更。酸素吸入はドーピング違反に。ミズノのクロアチアGSワンピース販売中

FISレース
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PHOTO:PHOTOMDP / Shutterstock.com(写真は一時優勝取り消しとなったシュテファン・ルイッツ)

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 さて、今回のブログ記事は2018−2019シーズンにアルペンスキーワールドカップ男子大回転第1戦で一時的に優勝取り消しとなったシュテファン・ルイッツ(ドイツ)のドーピング違反に関する速報となります。

結論から言うと

スキー選手の酸素吸入は正式に禁止になった

という話です。

FIS公認大会に出る選手はもちろん、ナショナルチームに入った選手は特に注意してください。

FISのルールがアップデート。酸素吸入が正式に禁止となる項目を盛り込む。CASとも締結


PHOTO:PHOTOMDP / Shutterstock.com

アルペンスキーを普段見てない選手もいるかと思うので、事の発端からまず説明します。

2018年12月2日に行われたアルペンスキーワールドカップ男子大回転でドイツのシュテファン・ルイッツがマルセル・ヒルシャーを抑えて優勝しました。が、このあとレース中に酸素吸入したとして国際スキー連盟(FIS)からドイツスキー連盟に対し

「優勝を剥奪すべきだ。FISのルール違反だ」

という連絡が入りました。

 大会の酸素吸入は世界反ドーピング機関(WADA)では違反ではないものの、FISのルールでは2016年6月から禁止となっていたのです。このことはドイツチーム関係者も知らず、ルイッツは酸素を吸入。結果、一旦優勝を剥奪されたわけです。

 しかし結果的に優勝が決定し、W杯ポイントを獲得しています。

男子GS第1戦の公式リザルトはこちら

が、このあとさらに国際スキー連盟で正式に

「酸素吸入はやっぱダメよ」

ということになったわけです。

具体的なルール変更の箇所がこれ

2019年8月7日に国際スキー連盟は下記のページにて正式に酸素吸入はドーピング違反になると公表しました。

この文章の中で

the CAS decision of 15th March, whereby the prohibition of the use of oxygen in-competition for all disciplines is now incorporated in the International Competition Rules (ICR), article 222.7

全ての競技分野で酸素の使用を禁止とし、国際競争規則(ICR)第227.7項に組み込まれた。

と書かれています。

 アルペンスキーに特化して書かれていないので、ジャンプやクロスカントリー、フリースタイルスキー種目(モーグル、スキークロス)なども適用なのかもしれないので、連盟関係者はもちろん、FIS公認大会に出場する選手は必ず確認をお願いします。

まだできたばかりの規則なので全日本スキー連盟からのアナウンスがありませんが、選手やコーチなど情報を各自で確認し、SNSなどでシェアをして大会に関するルールを共有してください。

海外のFIS公認大会に出る選手は特に注意。日本人には不利なルールになる場合もあるかも。

私も海外で経験がありますが、標高の高いワールドカップ会場で酸欠になったことがあります。

 基本、最初の2日間は標高2500mでフリースキーをして3日目に3000m以上で滑るのが私のルールなのですが、初日に酸欠になり、2000mでの雪上トレーニングをした経験があります。このときフランスとイタリアチームが真横にいて練習を見ていたのですが私は気分が優れないので、午前で切り上げて下山したわけです。

 以降、こういった症状が出ていませんが標高の高い場所に慣れていない日本人選手がいきなりレースに出ていくと酸欠になるケースもあるかと思うので、この辺の管理は徹底したほうが良いケースもあるでしょう。

 多くの人は2000m〜3000mで酸欠になることはないかと思いますが、中には高山病の症状が出る選手もいるかと思うので、海外遠征するときは調整期間も入れておくと良いかもしれません。

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元アルペンスキー選手。インターハイ出場経験はないですが、公式戦でインターハイGS30位以内の選手と同じくらいの成績でした。

 上達方法やアルペンスキー、オリンピック速報をメインにブログのマネタイズ、ビジネスの記事も書いてます。

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