こんな方におすすめ
- 大回転競技でなかなかタイムが出ない人
- 緩斜面を滑らせることが苦手な人
ちなみにザブチッチは2019−2020シーズンの新潟・湯沢で優勝しており、使用しているスキー板、ブーツがATOMICでストックがLEKIです。
GSは緩斜面が得意な選手が有利な理由
Mitch Gunn / Shutterstock.com
昨日こんなツイートをしました。
GSは緩斜面が上手い選手が有利。
佐々木明さんの名言。
確かに急斜面がずっと続くところはないし、急斜面はタイム差つきにくいですからね。
— hide/skishop.jp (@skishopjp) October 21, 2020
確かにそうだよなーと今更ながら気づきました。
わかっていたようでわかっていない。競技から離れると随分と忘れるものですw
もう結論を言ってしまったので今更解説してもしょうがないのですが、具体的に下記のザブチッチのゾルデンGS1本目で彼は語っていました。まだJ-SPORTSで再放送やってるので気になる人は見てみてください。
*アマゾンでの放送はこちら
ザブチッチのどこが優れているか?
ゾルデンGS1本目に限って言えば、ザブチッチは急斜面で落とされることをかなり警戒したためか、中間タイムで1秒18遅れました。原因は急激なエッジングだったわけですが、これを緩斜面で挽回しており、結果的に1本目は0秒72遅れまで縮めています。
GSというかアルペンスキーは急斜面が長く続くというところはほとんどないので、こういったコースレイアウトの特性から考え、緩斜面でいかにスキー板を走らせるかを考えないといけません。
そのためには最低限腰の位置をきちんとセンターに持っていくことが重要であり、上下の動きが重要となります。詳しい練習方法は私が書いたアルペンスキー上達方法の教科書〜約1ヶ月でGS1本目73番から9位になった練習方法〜にも書いてるので買った人は見直してみてください。
今回は非常に簡単な説明となりましたが、引き続きスキーショップ.jpは上達に役立つ記事を中心に書いていきますので、気になる人は下記からSNSをフォローしておいてください。