スキー&ニセコ・北海道旅行記

クリストファーセン、スキーブーツはLANGE×Vandeer?昨年から交渉の可能性。ヒルシャー戦略ハマれば莫大な利益は確実か。

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今回はクリストファーセンのマテリアルチェンジの話題について特集でまとめます。今のところ交渉してるのはノルディカとヴァンディアの2社。どちらが彼を獲得するのか。それともロシニョールに残るのか。ヒルシャーの動きと過去の発言から予想してみます。今回は個人的な偏見もあるので、そこはご理解ください。これ以外のニュースはツイッターにありますので、気になる人はそちらもフォローしてご覧ください。

なぜヒルシャーは昨年、「このスキー板はW杯で勝てる」と発言したか。

2021年9月29日のVandeer記者会見。

初お披露目となったマルセル・ヒルシャーのこのスキーブランド記者会見で彼は最初から

W杯で勝てるブランドになるだろう

と発言していました。

つまり、このときすでに

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水面下でVandeerとクリストファーセンの交渉が進んでいた可能性が高い

と思われます。

 そして北京五輪シーズンを迎えるわけですが、北京五輪直前になり急にセットアップがうまくいったのかわかりませんが、いきなり4位以内の成績に跳ね上がっています。

 この成績はポールセットや斜面のせいなのか。それともロシニョールとのセットアップがうまくいったのか。

原因はわかりませんが、なぜか北京五輪直前で成績が上がってくるわけです。

もちろん、彼自身の努力が1番の原因なのは確かですが、それまではいろいろメディアに向かって言っていたのは有名です。

ヒルシャーは最初から北京五輪後のマテリアルチェンジ市場を狙っていた。

Photo:shutterstock.com

引退した時期。そして引退後たった2年でのスキーブランドリリース。

そもそも選手時代からヒルシャーは着々と準備していたのはほぼ間違いないです。

そして、北京オリンピック後の2022年春に各選手は一気にメーカーとの交渉に入り、マテリアルチェンジラッシュの時期を迎えます。

 ヒルシャーはこの時期に狙いを定めていたはず。ここを逃せば、次の大きな移籍市場は2026年のイタリア冬季五輪後になります。(2024年も少し移籍ありますが)

 なんとか初年度からW杯参戦し、さらに絶対勝つ選手を獲得すること。

彼の性格から考えて2番以下は考えられないでしょうから、1番強い選手を獲得しにいくことは間違いなかったはずです。

Vandeer最大の問題はスキーブーツがないこと。

今後ヴァンディアはスキーブーツを生産するとメディアを通じて発表していますが、公式ホームページにはまだ商品ラインナップはありません。

 取り急ぎ?と言いますか、突貫工事状態?かわかりませんが、最初の契約選手であるイギリスナンバー2のチャーリー・ラポソはVandeer×Langeのコラボで来季W杯を戦う可能性が高いです。

クリストファーセンが仮にVandeerと契約するのであれば、スキーブーツがどうなるのか非常に気になるところ。

ロシニョール時代はブーツもロシニョールでしたから、ブランドが別々になるのであればスキーのコントロールがかなり変わってしまう可能性が高いです。

この辺の問題をどう解決していくのかも注目です。

ノルディカをテストしているというのは、ブーツとの相性を特にクリストファーセンは重要視しているのではないかと個人的に予想してます。

Vandeerのスキー板の性能はどの程度か?抜けが良い板の可能性

この辺のことは素人なのでよくわからないのですが、スキーを生産している人のプロのご意見を下記のコメントからぜひ聞いてみたいなと思ってます。(このブログ、上級者ばかり見てますので)

仮に下記の映像の通りに生産しているのであれば、なんとなーく

「反発力がかなり強いスキー板」

に仕上がっているような気もします。

わからないですけどね・・・。なんとなくです。

仮に100歩譲って抜けがすごく良い板なのであれば、トップが浮いて転倒につながる可能性が高い板になってしまいます。

 ですが、常にスタンスは一定で、抱え込むスタイルのクリストファーセンなら、トップが浮きづらい滑りですから、コントロールできるのではないかと考えています。

 クリストファーセンの滑りは良い意味でも悪い意味でも安定しています。

 周りが調子を落とせば確実に上に来る選手。

 ノエルのように「ハマれば速い」選手が来れば順位が下がるのがクリストファーセンです。

 ここを補填できるスキー板が出てくれば、契約金次第というところもありますが、ヴァンディアへのマテリアルチェンジの可能性は十分あるでしょう。

Vandeerのビジネスモデルはかなり凄いかも

今現在、Vandeerは赤字覚悟?の先行投資状態です。

 ですが、バックボーンはヒルシャー。

引退後もスポンサーはいますし、出資者もいるはずです。しかも

宣伝はタダ同然でできる・・・

これは今までのスキーメーカーにできなかったことではないでしょうか。必ず選手契約をし、選手に宣伝させていたはずです。この

広告宣伝費0円

はかなりの強みのはず。

しかも過去のお金を全部「全世界株式インデックスファンド」に入れただけでも年に1億、2億は利息のように入ってきているはずです。

2022年4月に入り、オーストリアチームなどから優秀なスタッフを集めて契約に成功したのはこういった資金力もありますが、おそらく

「少ない人数だけど、ドリームチーム」

で世界で戦うのではないかと思います。

 そのためには初年度から何が何でも勝ちにいくのではないかと思いますし、ヒルシャーの性格上、妥協は絶対しないでしょう。

 最高のチームで常勝する。

1年目で成果が出れば、Vandeerを履きたい、契約したい選手は増えるのではないかと思われます。

人件費にどれだけの予算をかけるのかわかりませんが、確実に勝つスキーメーカーというブランド路線を目指すのではないかと思われます。

なのでジュニア育成とかはまだ先の話になるかもしれませんね。というか、ジュニア育成なんてそもそも考えていない可能性すらあります。

なぜなら

「他社の契約選手を引き抜けば良い」

わけですから。

ラングとのコラボモデルを1枚見せるなど、今までにないビジネス戦略になる可能性はかなり高いのではないかと思います。

今後もヒルシャーの動きに要注目です。

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