プロスポーツの世界では世界第3位の競技人口を誇るクリケットが年収20億以上で有名ですが、これはインド市場の話。スキー選手も中国だと年収30億円を超える時代になりました。今回は国際スキースノーボード連盟(FIS)が考えるサッカー超えの構想の話をします。
注意:大谷翔平選手(複数年契約1010億円)は除くという前提で話をします^^;彼は別格です・・・。ポケットマネーでエスコンフィールド(600億)を建てられ、プロ野球チームを所有できるくらいの資金あります・・・。
2028年にFIS GAMEが開催されます。
要は世界選手権、オリンピックに続き、「FIS内でのオリンピック」
のようなもので、ビックイベントが3つに増えます。
こういった動きは記事後半で書きますが、
「国際スキー・スノーボード連盟(FIS)がサッカーレベルに押し上げる」
という狙いもあり、徐々にFIS会長が考える狙いが見えてきました。
環境活動家がグルグルの男子回転で乱入騒ぎがありましたが、温暖化・雪不足などの環境問題、各国ナショナルチームの経費増大問題をクリアできるのであれば、今後大きな発展が見込める可能性があります。
今回は個人の考察となりますが、エリアシュFIS会長が考えてる
「サッカーレベルの市場」
はおそらく今回の件が大きなヒントではないかと思われます。(わかんないけど)
目次
欧米スキー選手の年収5億を大きく超え、中国国籍の谷愛凌(アイリーン・グー)選手が年収31億で世界2位に。
プロテニスプレーヤーである大坂なおみ選手が5位で、上位10人中9人がテニス選手です。
その中に割って入ったのがなんと・・・
「フリースタイルスキー選手」
でした。
ちなみに引退し、モーグルでオリンピックに出場していた上村(皆川)愛子さんの現役時代の推定年収はこちらの本に書かれています。
上記の記事では2200万ドルが競技以外の収入で、たった10万ドル(1400万)が賞金です。
昔、テレビでスキー選手の年収についてコメントした元アルペン日本代表の皆川賢太郎さんの言う通り
「スキー選手はメーカー契約料などスキー以外の収入のウエイトが大きい」
という内訳になっています。
CMだけで30社ですから1社1億円くらいはもらってる計算になります。
スキーがテニスを超え、サッカーを越えるスポーツになる可能性は十分ある。
さて、ここからは私の妄想の話になりますが、FISのエリアシュ会長は賛否ありますが、サッカーをかなり意識して改革を行っており、彼の動きに反対するのがスイスやオーストリアなどドイツ語圏の4カ国です。
新スキー連盟構想も出てきてるくらい、内部では揉めに揉めており、選手たちからも「地球温暖化のこと考えろ」という署名活動もメリベルアルペン世界選手権であったばかりです。
そんな分裂状態にあるスキー産業ですが、個人的には
「世界一稼げるスポーツ産業」
になる可能性は十分あり得ると考えてます。
その理由は以下の通りです。