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スキー選手の夏の陸トレその1:サーキットトレーニングの重要性
下記の動画でアレキサンダー・オーモット・キルデのサーキットトレーニング動画が見れます。
先日、シフリンとの交際を発表したキルデですが、お互いワールドカップ選手だけあって、しかも違う国同士なのですれ違いがないか心配でもありますが、一生懸命トレーニングに励んでいます。
さて、このサーキットトレーニングはアルペンスキー選手にとって必須の練習となるわけですが、なぜこのトレーニングが必要なのか。
簡単にまとめると
- 1分間、2分間の激しい運動となるアルペンスキー競技に耐える体にするため
- 1、2分間、スキーの様々な動きができるようにするため
- 瞬発力、筋持久力を必要とするスポーツなのでこのような形になる。
とまあ、いろんな効用があるわけですが、どこのスキーチームも必ずやっています。
ちなみに私のスキー部(全国高校ランク最高6位)では、以下の種目でした。
- スクワットジャンプ
- 反復横跳びみたいので、手を下につけるもの
- 高速で腕立て10回
- 他3種目くらい
もちろん、バリエーションはいろいろでサッカー選手みたいに輪っかを踏んだり、平均台があったりといろいろやった記憶があります。
正直、ナショナルチームみたいに豊富な備品があるわけではなく、機材が限られているので、何もないところで6種目作ったり、体育館でやったりと日によって変えていました。
ノルウェーチームが何を重視しているかなんとなく上記の種目で見え隠れするわけですが、高速系のキルデでもスラロームのような動きをトレーニングでやってるので、特に反復系の種目は必須と言えるでしょう。
アルペンスキー競技は同じバーンでも毎日天気が変わるので、まったく同じコンディションになることはありません。小さな変化に対応しないといけないスポーツでもあるので、様々な動きに対応できる体でないといけません。
先日、基礎スキーヤーがアルペン選手に勝てない理由について下記の記事で詳しく書きましたが、夏の間もこのような激しい練習をしているので、当たり前の話ですが
「腕立て100回、腹筋100回毎日やってます」
くらいのレベルでは勝てないでしょう。
当然、体つきも全然違ってきます。
基礎スキーの大会はアルペンほどスピードが求められません。
「スピードを出す=難しくなる」のがアルペンスキーの基本であり、かつ決まったところをターンして最速で通過しないといけないスポーツですので、夏場にきちんと準備をしないといけません。
趣味でできるレベルのトレーニング内容(高校生で500回、大学だと腕立て800回、腹筋800回レベル)ではないので、スキーできることも当然違ってくるわけです。
検定試験くらいなら問題ないですが、勝負の世界になるとこういった人と戦う必要になるので、毎日の積み重ねが必要なのです。